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有盛神社

平家落人伝説の地

奄美には、資盛(すけもり)・行盛(ゆきもり)・有盛(ありもり)の平家三将が落ち延び、諸鈍・戸口・浦上にそれぞれ城を構えたという伝説が残っています。
中でも、浦上の城跡である有盛神社は、今も地域にとって重要な場所であり続けています。

壇ノ浦の戦い(1185)で源氏に敗れた平氏の残党が落ち延びてきた、という伝承が奄美の各地に数多く残っている。平 行盛(たいらのゆきもり)、平 有盛(たいらのありもり)、平 資盛(たいらのすけもり)は、最初は喜界島に逃れ、後に大島にわたってきた。行盛は龍郷町戸口に、有盛は名瀬の浦上に、資盛は瀬戸内町加計呂麻島の諸鈍に居を構え、家来を各地に配備し、源氏の追随に備えていた、との伝承がある。

この3箇所の地には、3人を祀った神社が建立されてい。(行盛神社、有盛神社、大屯神社)

有盛神社には、薩摩藩の役人・田代清方(たしろきよかた)が航海安全を祈願したご神体(石造弁才天像)を寄進しています。また、境内の奥地・丘陵の頂上付近には、大島代官・肥後翁助(ひごおうすけ)が文化13年(1816)に寄進建立した平有盛の墓碑があります。

奄美市ウェブサイトより引用
→ 引用元

見どころ

平有盛の墓碑

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大島代官・肥後翁助が文化13年に寄進建立した平有盛の墓碑です。

力石

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現在の鳥居の辺りには、有盛の家来随一の力持ちが投げたと言われる「力石」があり、子供のお宮参りの際はその石の上を這わせたと伝わります。

アリモリソウ

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冬場、小ぶりで可憐な白い花の群生が見られます。か細い茎の先につましく下向きに咲く花弁の中心には仄かに紅をさす、有盛神社で採集されたことから命名された花、その名も「アリモリソウ」です。

内観

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社殿内は手入れが行き届いており、明るく綺麗です。

※通常社殿内部は非公開です。

石造弁財天像

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有盛神社にあるご神体の石造弁財天像は、奄美市の有形文化財に指定されています。このご神体の仏像は、航海安全のために寄進されたもので、秀逸な彫出技術が認められます。

貴重な板絵

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社殿には見目麗しい武者が、怪しげな敵に弓を射ようとする姿が描かれた大変貴重な板絵が収納されています。

地図

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